小学生の工場見学
6月14日茶屋町小学校の生徒さん方が、町たんけんという授業で工場見学に来てくださいました。
畳の表を保管している倉庫や、工場で畳を作成しているところを見てもらいながら畳について説明し、最後にいろいろな完成した畳を見てもらいながら、もう一度ゆっくりと畳について説明するといった流れです。
畳の作り方、畳の材料など説明をしました。
「畳は畳床・畳表から出来ていて、縁が付いている畳と、
こういう風に縁の付いていない畳があるんだよ。」
縁が付いている畳と、縁が付いて無い畳があるということにすごく驚いていました。
畳といえば、やはり縁が付いている畳のほうをイメージするからでしょうか。
普段、畳屋にいると縁が付いて無い畳を何気なく見ていますが、こういう新鮮な感想を聞くと自分も最初はそうだったなと感じました。
普段、畳の中がどうなっているかは見る機会がないので、せっかくなら畳の中の構造を見てもらおう!ということで、畳の断面(中が見える状態の)サンプルを持って説明し、その後に小学生の皆さんに実際に手に取って見てもらいました。
とても熱心に聞いてメモをとってくれて説明していて嬉しくなってきますね。
い草の畳の部屋で勉強すると集中力が増し頭が良くなると言われていますと紹介すると、
皆さんとても興味津々でいい反応!
「え!私の家、畳ないー!!」
「僕の家、畳の部屋いっぱいあるよ!!!」
勉強をがんばっている小学生の皆さんにとっては、とても興味深い情報だったのかもしれませんね。
今日の工場見学を通して、少しでも畳に興味を持って頂けたら嬉しいです。